オフィサムが開発したシステムの実績
自動売買のシステムを開発するオフィサム代表取締役の山田良政さんは、新しいシステムを開発している時は食事を食べるのを忘れたり、眠るのを忘れて気付けば朝になっていた、なんてことがあったと語ります。
そんな生活を続けていれば、当然肩や腰を悪くしてしまいますし、
モニターを見過ぎたせいで網膜の手術をしたことも。
何せ、新しく着目した通貨ペアの値動きを分析しようとすると、
それだけで一ヶ月はかかってしまうのです。
そんな山田さんが開発したシステムは、インヴァスト証券の“ミラートレーダー”や、
ひまわり証券の“エコトレFX”などで利用することが出来ますが、特筆すべきはその実績。
2011年は、“エコトレFX”で素晴らしい成績をおさめた上位10のうち、
なんと9つがオフィサムが開発したシステムで占めました。
山田さん自身が、元々先物や株を裁量で取り引きしていたトレーダーでした。
しかし様々な経験を経て、
設定さえしっかりしておけば放置しておいても行うことが出来る自動売買に注目したそうです。
勝率に着目する
オフィサム代表取締役であり、システム開発者の山田良政さんは、システムがいつ採用されたのかに着目するべきであると言います。
同じシステムを利用していても、始めた時期が好調であれば当然良い成績が出せますが、不調な時期に始めれば結果はその逆、良い結果は得られません。
当然、システムに対する印象も大きく変わってきます。
そこで着目したいのが、勝率です。
例えば勝率が50パーセントのシステムを利用するとしましょう。
勝率50パーセントであれば、10回取り引きをすれば5勝5敗になる計算になりますね。
しかし、そんなシステムを利用している中で3回立て続けに勝利したら、どうなるでしょう。
「そろそろ連敗するかも知れない」と思うのではないでしょうか。
そんな時には、一度「お気に入り」に入れて動向を観察し、
負けが続いたタイミングで運用を再開すると良いです。
なお、「ミラートレーダー」で見られる勝率などのデータはストラテジーの稼働開始後の結果だけであり、
新システムではなかなか参考に出来るデータがありません。
(上記の文章は、FX攻略.com2013年12月号のP26を参考に大幅に書き直しました。)